June 27, 2012

多分、Windows updateの仕業?

 かつてレストアしてお嫁入りさせたDell Dimension2400がものすごく動きが悪くなって帰ってきました。動作状態がまるでセキュリティソフトを2つ入れたみたいな状態です。OS(Windows XP)は起動こそするのですが、CPUの稼働率は100%。忘れた頃に動き始める様な状態です。
 最初に疑ったのはマルウェア感染です。IDE3.5inchHDDをUSB変換ケーブルで他のマシンに繋いでウィルスチェックしたのですが、検出はありません。
 感染でなければあわよくばと考え、HDDを筐体に戻してシステムの復元をかけてみましたが、回復の兆しはありません。闇雲に時間ばかりが過ぎるのです。
 仕方がないのでIDEの他のHDDをマウントしてOSをインストールすると何のストレスもなく動くのです。
 常駐ソフトが何かトラブルを抱えたというのも可能性はあるのですが、それとおぼしきアプリケーションも見あたりません。強いて言うならば、Avastがアップデートされずにいる位でしょうか。
 ここからは時間コストの問題です。同容量のHDDでOSをインストールして、ユーザーデータとユーザー設定だけを引き継ぐのです。
 OSと.netやDirectX、セキュリティソフト等をインストールしてそのアップデートまでが3時間半、次にアプリケーションを入れます。
 デスクトップのデータとMy Documentsのデータを移してブラウザーのお気に入りとメーラーのアカウントとメールデータデスクトップの背景などを設定して、あとはAll userのアカウントの中やC:\直下などに移し忘れが無いかをチェックして完了です。出張がなければインストール4,200円とデータ移行1,050円なのですが、PC-Touchから出荷したマシンなので、どうもお金は頂戴しにくいのです。
 それにしても、Dimension2400は古いマシンではあるのですが、この頃のCeleronはなかな粘るのです。熱量もPenほどではないので思いのほか使い勝手はよいと思います。
 ところで原因なのですが、セキュリティソフトかWindowsのアップデートであろうと思われます。ファイルシステムに影響を及ぼしたのではないかと考えているのですが、MSの悪口では決してないのですよ。

June 23, 2012

勝ち・負けの話

 6月18日に発表されたHPC(High-Performance Computer)、いわゆるスーパーコンピュータの処理速度の順位で米国の「Sequoia」が首位になり2期連続で首位をキープした日本の「京」が首位を陥落しました。
 「京」は理研と富士通が1120億円を投資して開発したHPCで10.51ペタFLOPSの演算速度は、昨年までは中国の「天河1A号」を押さえて1位だったのですが、蓮舫参議院の「2位では駄目なのか」って言うと、負け方が気になるのです。
 今回首位に立った、「Sequoia」はIBMの「BlueGene/Q」をベースのマシンで、16.32ペタFLOPSのスコア出しているのです。また、スピードのみならずエネルギー効率も良く、今後の機能拡充次第で、最終的には20ペタFLOPSの計算が可能になるらしいですから、もはや「京」のダブルスコアです。
 3年前からIBMによって開発が始められたこの「Sequoia」は、実際に米国家核安全保障局(NNSA)の先端シミュレーション演算プログラムに使われているのです。
 今回のランキングではベスト10の中の5台がIBM製HPCで、全ランキング中では、500台中213台がIBM製ですから、やっぱり世界のIBMです。
 正直な所、いつも日本は米国の後塵を拝しながら、言われるままに操られてきたのですが、事、コンピュータに関してはIBMがPC/ATを出した1984年にさかのぼる1982年にNECがPC98を出していたのだし、日本らしい技術を培ってきてると思うのですよ。
 原子力も本来は国を挙げて機密を保持できる組織が研究するべきだったし、発電だけで事業化する物ではなかったです。発電ばかりにとらわれたが為にFukushimaの電源喪失への対処ができていなかったのだし、SPEEDIの情報も国民の避難経路、安全確保よりも、パニック防止のための隠蔽に至ったのだと思うのです。
 何も、お金をかけて、同じ土俵で勝負に勝つ事にこだわる話ではないのですが、むしろこの処理速度向上は基礎技術になるのですから、「負けました。へらへら?」では済まない話だと思います。
 PC-Touchで何ができるかというと、何もないのですが…。

June 22, 2012

LesanceDT-パソコン工房-のレストア

 ora-systemって言ってもあんまり知名度ないですが、パソコン工房でBTOのマシン作っている所です。そこのブランドにLesanceと言うのがあるのですが、起動不良に陥ったLesanceDTのレストアを行いました。
 CPUはCeleronD 336 2.80GHzが積んであったのですが、これが動作不良の原因のようです。多分、熱暴走からこうなっちゃったのではないでしょうか。所がこのFSB533に対応したCPUがなかなか見あたらないのです。ようやく見つけたのがCleronD 345J 3.06GHzです。
 それが一昨日届いたので、RAMを増設して早速OSをインストールしました。このマシンの最大RAMは2GBですが、XPですから、どのみち管理上限が3.2GBなので2.0GBで充分。もちろん余分に積んだRAMが全く無駄かというとそういうわけでもないのですが、通常のビジネスユースで実用上は、まさに"余分"な領域です。
 CeleronDは正直なところCeleronにあるまじき発熱だと思うのですが、動きは良いです。ChipsetはIntelの945expressで、あと1年のサポート期限以上に頑張ってくれそうな機械になりました。
 

June 19, 2012

遅ればせの2匹目のドジョウ

 MSがWindows8搭載の10.6inchタブレット端末、サーフェスを今秋のWindows8の発売に合わせて発売します。
 MSの場合、これまでハードウェアは協力関係にある企業に任せて基本ソフトとOfficeを中心としたアプリケーションを市場に提供してきたのですが、アップル社のiPadの成功に業を煮やしたのかもしれません。
 CPUの違いでグレードが二つに分かれており、はじめに英国のARM社のCPUを積んだ機種がリリースされ、3ヶ月後にintel社のCPUを積んだ物が発売されるようですが、ARM社版のRAMが32~64GB、intel社版ではRAMが64〜128GBも実装されるようです。
 ところで、ようやくシティWiFiが導入される都市が散見され始めたものの、まだまだエリアが限定されるのは仕方がありません。となればデータ通信料金もキャリア次第とはいえ、まだまだ負担無しというわけにはいかない状況です。
 正直なところiPadについても一定の制約下で無線LANに繋いで使うのが一般的だと考えると、今更タブレット端末でiPadを追いかける理由が分からないのです。
 今更、目新しさはないのですから、果たして2匹目のドジョウがいるのかはちょっと疑問がありますよ。

June 17, 2012

CanonのMP600のBCI-9BK

 キャノンのプリンターでは割と名作だと思うMP600を使っているのですが、レーベル印刷ではちゃんと出ているブラックがペーパーの印刷では出なくなってしまいました。レーベル印刷ではインクが出てるのですから、クリーニングすれば何とかなるのかと考えて、一生懸命クリーニングやら拭き取りやらを繰り返すとBCI-9BKのカートリッジがが空になってしまいました。
 これって、インクの空うち防止機能のために印刷そのものができなくなる一大事なのです。普段は中国からEMSで送ってくれる業者から互換インクをまとめ買いしているのですが、緊急にヨドバシカメラで調達する事にしました。JITの互換インクで680円です。純正品が1150円ですから安いと言えば安いのですが、普段の価格から200円近く高いのです。しかし、ここは一大事ですから、やむなし。
 とりあえずレーベル印刷だけはできる状態なので、あらためてCanonに持ち込もうと思うのですが、MP600の場合は一律9450円です。今時、同等機種が15000円くらいが目安価格ですから、微妙な金額です。
 それに、このMP600の場合、今年の7月で部品の在庫期限がやってきます。Canonさんは在庫保管期限が過ぎると結構あっさりと物がなくなる傾向にあるので修理するとしたら、今がまさに潮時なのですよ。
 あきらめて、スキャナーとレーベル印刷専用に使うにはそれなりに場所を取っていますので、考えなきゃです。