July 30, 2013

光ディスクの新規格

 以前からDVDやCDは残ってもBllue-Rayは何れ無くなると言う話を講座でお話しして顰蹙を買っていたのですが、とうとうソニーとパナソニックが共同で業務用光ディスクの次世代規格の開発に着手しました。
 公称でかつ一般にではあるのですが、CDで700MB、DVDで4.7GB(実質は712MBと4.34GB)のディスク容量については、CD-R、DVD-Rの市販実勢で20円以下と言う価格と見合ってまだまだ許容されるでしょうが、BDについては25GB、DL50GBの容量を持っていても、容量を大型化しているHDDやSSDに対してあまりに及ばないです。ましてや業務用となると論外とさえ言えます。
 そこで次世代の光ディスク規格は2015年を目処に1枚あたり300GBを目指すのだそうです。デジタルのコンテンツがますます大型化している現状からすれば、それでも容量不足は否めない。実際に500GB位を念頭に置く必要があるとは思うのですが、それでもBD-DLの10倍に過ぎないです。
 単数のコンテンツを納めるのを前提にしてもこの辺が最低ラインなのではないでしょうか。後は、台湾のSSDとの価格競争です。

July 23, 2013

PCレストアで奮戦

 DellのInspiron1300を20台とLatitude E5500を4台のレストアをすることになりました。
 Inspiron1300はCeleronMの1.4GHZにDDR2 512MBのRAM。Latitudeはcore2duoに1GB。所詮、スクールの受講生用なので、スペックは動作する最低レベルです。
 7月18日の朝に着手して24台のクリーンインストールは完了です。4枚あるリカバリーディスクを順次挿し替えて、インストールが終わる毎にドライバーを当てていきます。結局、終日かかって19:00に20台完了。
 残り4台は19日にドライバー当てるまでが完了。Latitudeはcore2duoなので動作は問題ないのですが、それでもRAM不足は否めません。それと、Dellのドライバーダウンロードサイトがオプションをたくさん用意してて、むしろ見づらいのですよ。
 20日の朝からInspiron1300のOSアップデートとDirectXと.Net frameworkのインストールとそのアップデート、OfficeやPowerDVD、Atok、Neroのインストールはその後です。OSのアップデートが123項目、その後DirectXと.Netを入れて、そのアップデートが12項目。そこまで入れてからソフトを入れないとフル機能ではインストールができません。何しろ、web環境がHubを介して4本しか確保できなかった物ですから、21日まで丸2日かかって23台がやっとでした。
 その後、22日・23日で、ソフトウェアのアップデートです。Office関連が37項目、その後.net等のアップデートが12項目。
 結局、作業スペースとwebの環境の問題なのですが、スペースとweb環境があれば2日で終わるレストアを4日がかりで行いました。
 もし、マシンのスペックと作業スペース、web環境が整っていたら10時間の作業で終わる話なのですが、全くえらく苦労したレストア作業でした。

July 12, 2013

往年のCube復活

 もう8年程前になるでしょうか、A-Openと言う会社のX-cubeと言う16,000円くらいのキットを購入したことがありました。
 cubeって言うくらいですから、筐体は20cm×18cm×30cm位の箱形です。かなりコンパクトに機器類を詰め込んでいるので、冷却効率にはやや難があります。4年程使った頃に熱だれでシャットダウンするようになったので、そのまま放置状態になっていたのです。
 さて、やむを得ずこの7月中にDVDを再生できるマシンを調達しなければならなくなったのですが、思い出したのがこのcubeでした。
 筐体をあけてみるとCPUクーラーが埃まみれ、そりゃ熱だれするはずです。よくよくチェックすると、電源の冷却ファンも回っていない。幸いHDDは120GBの物が乗っていましたので、DVDのイメージをストックするには充分です。
 お掃除はエアー吹いてやればそこそこきれいになるのですが、電源の冷却ファンは頂けないです。ファンだけの移植も考えては見たのですが、結局はファンモーターを手で回しつつ、CRC-556を吹き付けながら、待つことしばし。さすがCRC-556でした。ファンが回っているのですよ。
 マシンはとっても古いのですが、XPが起動さえしてくれればDVD-decrypterでこしらえたisoファイルを、Daemon-tools liteで4つのドライブにマウントして、Powewr-DVDの7.0で再生するくらいは楽勝です。やっぱりPCは使って行くと愛着も復活してくる物です。

ごみに救われたX31

 迂闊なことにUQ-WiMaxをテーブルの上のディスプレイに引っかけたまま、すぐその下でIBMのThinkpadX31を使っていたのですが、なんと、UQ-WiMaxが落ちてきて液晶を直撃。割れてしまいました。
 幸い我が家には液晶も修理の残骸が沢山あるので、早速探査開始。30分後にパネル見つけて1時間後には復旧しました。
 何しろこのX31はPen-Mの1.4GHz。RAMも2GBで一杯の旧式マシンではあるのですが、HDDを320GBに上げて、XPと7のデュアルブートマシンです。Windows7もUltimateなのですよ。
 液晶割った時には、一瞬、「貴重なマシンが臨終した!」って思ったのですが、我が家が不活用資源のゴミ屋敷で良かったです。
 他人から見たら、こんなにHDDがあって、TFTがあって、電源ユニットがあって、あらゆるモジュールのRAMがあって、歴代のCPUがあって、おまけにその1つ1つが実働かどうかのチェックもしていない訳ですから、残骸のゴミ溜めそのものです。
 それでも、こんな時に1時間もかからずに復旧できるのですよ。