July 10, 2012
Microsoftよどこへ行く
Windows8の発売時期が10月末だなど、今更のニュースではないはず、と思ったら、Release To Manufacturing版を8月に出すというプロモーションでした。タイトルの付け間違えです。PC-Touchでは現在、Release Preview版を動かしてはいるのですが、タッチパネルのLet's noteはスペックがいっぱいいっぱいで動きが悪いし、DellのDimenssionはマウス操作なのでおもしろくも何ともない。正直な所、こんなLinuxのまねしんぼみたいなWindows作ってどうするのでしょう。タッチパネルでの操作は、携帯電話に一日の長がるし、その利便性を活かしたタブレットにしてもそろそろ賞味期限を感じるこの頃です。
さらにWindows8の場合、Windows Vista(6.0)、Windows7(6.1)よりは動作が少しだけ早く見えるのですが、直感的な操作にこだわりすぎてかえって解りづらいのです。むしろ操作が複雑でなければ、少しくらい重くてもむしろきちんと動いてさえくれれば、何れハードウェアでカバーできたのではないですか。
むしろ動作の軽いLinuxでも、いろんな物を常駐させて重たくなったら本末転倒してるのです。それにLinuxで厄介だったプリンターの設定なんかはWindowsの方にアドバンテージはがあったのに、セキュリティ強化が裏目でネットワークプリンターでは一段と面倒になってしまいました。
特にWiFi使う機会は一層増えているのに、7(6.1)以降、WPA2のセキュリティ設定でも不思議な事がかなり起こります。
OfficeについてもOffice365をopenで売るそうで、これまでのOffice365はパートナーにキックバックしてたのを、パートナーからエンドユーザーに請求する形になります。
レンタルライツの事を言い出した頃からおかしいなって思っていたのですが、結局は、パートナーの要望を聞いたフリして価格競争リスクはパートナーが背負ってMSは「親の総取」をねらうのです。
もっともOffice製品はMSとの互換性にこだわらなければ、Office2003からOpenOfficeに乗り換えはありです。少なくとも複雑怪奇なRibonの2007はお勧めできないし、ちょっと改善された2010にしてもOpenOfficeを遙かにしのぐ機能がある訳ではないです。
そこでクラウドを活かしたOffice365の登場だったのですが、これって、役所と大手企業がおつきあいで購入してる様にしか見えないのですよ。
いずれにせよMicrosofftはWindowsとOfficeでメシ食ってきたのですが、どうも方向を見誤っているような気がします。
いっそ、来年の4月にむけてWindows XP revival(Ver5.2)をリリースした方が好感もたれるかもしれません。
11:32:18 |
pc-touch |
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