October 17, 2012
セキュリティについて
ここ数日「遠隔操作」なるパソコンの乗っ取られの話題が持ち切りです。ボットウィルスと言うのがそれで、近年ではこんなに目立つ犯行を行うためではなく、深く潜行するというのが主流です。重要な個人情報を抜き出したり、あるいはプロキシ(代理サーバー)として利用していろんな事をする隠れ蓑にするのですが、それでも、「こっそり」と言うのが主流なのです。上手に使えばデスクトップを共有して学習に利用したり、極端な例では遠隔地から設定のリカバリーさえできるのですが、良からぬ輩がいるのも事実なので、我が身を守るすべは自ら身につけなければなりません。
一番はじめにする事は「セキュリティソフト」を入れる事です。
MS Security essentialsやKingsoft Internet SecurityやAvastのほかにも無料の物や有料の物が沢山あります。このとき、絶対に2つのセキュリティソフトは入れてはいけません。お互いが干渉してPCが動かなくなります。
有料版と無料版の違いは機能の問題です。セキュリティレベルが変わると言う事ではありません。
セキュリティソフトを入れて最初にすることがセキュリティレベルの設定とパターンファイルのアップデートです。セキュリティソフトは既知のウィルスについてはこのパターンファイルで防御をします。逆に言えばはやりはじめの旬なウィルスについては全く無防備です。だからこそ、常に更新して最新のパターンファイルを持っておくことが肝要なのです。
運用としては最低週に1回くらいはウィルスチェックを行います。ただ入れていると言うだけでは駄目なのです。
2006年以降、今のセキュリティソフトはmal-ware対応になっています。いわゆるスパイウェアやアドウェアと言った物に対しても効力があると言うことですので、さらにスパイウェア対策の必要はないかも知れません。心配なかたはWindows Defenderなんかを入れるという手もあります。
Macについてはセキュリティの心配がないという方がおられますが、さにあらずです。Macの人気が高まるにつれて既に感染をしているマシンは増えるばかりです。ところが、気がついていない方も少なくないようです。
ホームユーザーであれば敢えてプロキシサーバーを設けることも無いのでしょうが、どこにでもアクセスするマシンと大事なユーザーデータを保存するマシンくらいは分けておくべきです。
仕事に使うマシンでネットサーフィンやネットゲーム等というのは大金もって夜道を一人で歩くような物です。セカンドマシンを用意するべきです。極端な話、マシンによってメールアカウントを変える位の事をしてもやり過ぎではありません。
必要があればセキュリティチェックをした後に転送するだけの事です。それが面倒と言う事になると、ネットワークサーバーを入れると言う事です。とはいえセキュリティソフトは必要です。感染源はUSBメモリやDVDなどのメディアである例も大変多いのです。
22:53:00 |
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