October 16, 2011

Let's note day

 Let's noteを預かっているのですが、今日は"Let's noteの動作が遅い"とおっしゃる方のご自宅を訪問しました。
 念のために自分で使っているLet's noteのW2とT2も持って行ってはみたのですが、かのマシンはRAMを512mb実装していらして、IMEの変換時とwebブラウザーの起動が遅いと言われるのです。
 はじめはMicroDIMMの換装を想定していたのですが、今積んでいる256mbのRAMが無駄になるのももったいないので、あえて、常駐ソフトのいらない物を全てアンインストールして対応しました。
 WindowsXPにie8の組み合わせについてはどうも馴染みが良くないのでie7に戻そうかとも思ったのですが、了解を得てFire Fox7.0.1を入れさせて戴きました。アドオンが増えた時に起動が遅くなる旨は伝えましたが、そこはie8やie7と比べると速度は段違いですから、一目瞭然です。
 実は今年の3月まではchromeかSleipnirなどを勧めることが多かったのですが、今はどうもFire foxが良いみたいです。
 ここのお宅はプリンターがEP-802aでそれをUSBで使っていらっしゃったのですが、せっかくならばポケットルータを使って、プリンターを少し離してお使いになると部屋の使い勝手が良くなる旨お伝えして、導入して戴きました。無線ルーターも2000円台の時代ですから、無線化のメリットは大きいです。
 ここではメール設定もご希望でしたのでYahooメールのアカウントをとって、POPアクセスを設定して、メーラーにアカウントを設定しました。
 ここのマシンはCF-Y2DW1AXRで、コンボドライブが着いた14.1型なのですが、今日はLet's noteばっかりです。

久々の完全解体

 Let's note W2を預かったのですが、このマシン、起動時にHDDを認識するのに時間がかかって、何度も再起動してやっとWindowsXPが立ち上がる状態でした。
 MBRの問題ではないかと推察して、この際160GBのHDDと交換しませんかとお勧めをして、預かったのですがデータをセクタースキャンかけて移行後、HDDを換装したら、BIOSでもHDDを拾いません。つまりPrimary masterがnoneなのですよ。
 ただでさえLet's noteはビスの数が多くて、さらにサイズもまちまち、IDEのソケットはMBの真ん中あたりの内側にあるのでディスプレイの電源ケーブル、データケーブル、スピーカーのケーブル、無線のアンテナケーブル、タッチパッドのケーブル、atapiのケーブル全部を外してMBを裏返さないとIDEのソケットを見る事ができないのですよ。おまけにちょっとヘマするとDVDドライブの開放スイッチが外れるとリターンスプリングなんかまで着け直さなきゃならなくなるのです。
 全く面倒な話だったのですが、しなきゃならない事は仕方がないので1時間半かけて筐体側を完全解体・組戻ししました。
 幸いIDEケーブルは40pinの穴が空いているタイプでしたのでHDDもSamsung製の160GBに無事換装完了。起動時のエラーもでなくなりました。
 結局、MBRの問題ではなく、IDEケーブルの物理的な接触に問題があったのですね。それでもMBのトラブルではなかったので何よりです。
 Let's note のW2の中でもCF-W2DW6AXRは12inchでスーパーマルチを実装している逸品で、RAMもいっぱいの768mbまで上げてありますので、きっとこれからも元気に活躍してくれると思います。